冬に向けて考える社会問題

朝晩の冷え込みを強く感じるこの頃ですが、
この時期、必ず取り上げられる社会問題が「ヒートショック」です。
 
部屋の寒暖差による急激な温度変化にさらされることで、
 
血圧が急上昇・急降下する「ヒートショック」は、
 
心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない、恐ろしい症状です。
 
 
一説には、年間1万人以上が、「ヒートショック」で亡くなっているそうです。
 
 
2016年9月8日に厚生労働省が、「人口動態統計」を公表しています。
その中で、「家庭における主な不慮の事故の種類別にみた死亡数」というデータ公表されています。
 
下記は、そのデータです。 

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平成27年度には、家庭内での死亡者は13,952人となっており、
死亡別にみると、
転倒・転落:2,634人
不慮の溺死及び溺水:5,160人
の2つで、半数を占めるといった状況のようです。
 
この2つには、「ヒートショック」で亡くなられた方も含まれていることかと思います。
 
 
安心・安全なはずの自宅で多くの方が亡くなられ続けているというのは、衝撃的な事実ではないでしょうか?
 
 
また「ヒートショック」からはなんとか回復したものの、その後に障害が残る といった方もおられるでしょう。
 
 
そういったことを踏まえると、「国家財政」にも絡んでくる大きな社会問題とも考えられます。
 
 
 
 
自身や家族の健康維持だけでなく、国家財政の助けにもなる。
 
大きな社会問題への取り組みとして、考えてみてはいかがでしょうか?